こんにちは、オーナーのTaichiです。 先日お仕事で宮城県は仙台市・石巻市に撮影に行ってきました。その時アシスタントで手伝ってくれる方をコミュニティから一人連れて行ったんですけど、道中があまりにも長かったもんで車内でたくさんのお話をしたんですよね。その時質問された内容で、ちょっと面白くてシェアしたいなと思ったことがあったのでこのブログで紹介しようと思います。
突然ですが、クライアントからのオーダーに対する表現に悩むことってありませんか?
美味しそうに見せたい、賑わっている感じにしたい、などなど…。
今回はそんな色々な表現に対して、知っているとちょっと参考になる?便利な考え方を一つご紹介いたします。
ほとんどの物は相対的に表現されているという事実を知る
いきなりですが…世の中の事象は相対的に表現(形容)されているということを感じませんか?
まずこの「相対的」というものがどういうことかを見ていきましょう。下記がググって見つけた引用です。
「相対的」の意味は「物事が他との関係や比較の上に成り立つさま」。 「相対」とは、「そのものが他との関係の上で存在あるいは成立すること」です。 つまり、「相対的」とは「他のものとの比較した場合の状態や価値」ということです。 「他のものと比較の上に成り立つさま」である為、比較する対象のものによって基準が変わります。
ということみたいです…。小難しい話は嫌なので 簡単に言うと、
みなさんよくイケメンや美女といった形容の言葉の表現を使いますよね?
それって何を持ってその人たちをイケメンやら美女と感じるのでしょうか?
はい、その通り!w
残念ながら世の中の「イケメンや美女ではない方々(あるいは普通の人)」との比較によってそのように形容されているわけです。その「そうでは無い方々」あるいは「普通」と称される人たちより上という無意識な価値観に基づいて、「この人はかっこいいな〜」って感じているんです。(知らんけど)
違う例もあげてみます。 例えば高級肉を食べて「美味しい!!!」って感じるのは、スーパーの安いお肉の味を知っているからなんですよね。(いやこれは比較じゃなくても美味しいって感じるから違うか?…。)
例えば、満腹な状態よりも空腹な状態の方が、食べた時の感動は大きいですよね?(これも違うかw)
つまり何かを表現する・感じるって時は、それと相対的にある物の価値を知っているからこそ、よりそう感じやすいということです。
例えば食べたこともないフランス料理とかを、ぶっちゃけこれって本当に美味いの??なんでこんなに高くて高評価なのって心の中で感じながら食べる時ってあると思うんです。それってどれが美味いフランス料理なのかよくわからない(相対的な物を知らない)から混乱が起きているんじゃないかなって… (まだ例えるか…。)
つまり世の中の形容詞で表現できるものはほとんど相対的に成り立ってるんじゃないかなってことが言いたいんです。
相対的な考え方がクリエイティブワークにもたらすヒント
では相対的という事はことはなんとなく感じてもらえたとして、それをどうクリエイティブに落とし込むのかって話なんですけど、 下記に自分がよくやるケースを用いてお話しします。